点で支える敷きふとんの工場

2007年3月14日

 
 
この工場では整圧敷きふとんの他、自動車用部品のウレタンフォームや、様々な用途に合わせて使用されているウレタンフォーム製品が加工されていました。

ウレタンは材料の配合によって発砲する泡の大きさや硬さを色々変えられるのですが、整圧敷きふとん用のウレタンフォームの特徴として、硬質で木目の細かいものが使われています。体重を支えるための丁度良い硬さになるよう、また製品にばらつきが無いよう硬さは度々検査測定しています。さらに東京西川チェーンオリジナルの製品にはブラックカーボンという炭(炭素)の粒子が練り込んであるります。これは脱臭効果を高めたり、直射日光に対する耐久性を高めたりする働きがあります。そして通気性を確保するために製造途中で水素爆発を起こし無膜にする加工が施されています。ウレタンフォームを無膜にするとヘチマの実のように網状の構造となります。通気性が良くさわやかな寝心地が作れるのが特徴です。

 

当店で一番人気の敷きふとん、「整圧敷きふとん」の工場見学に行くことができました。

コンピューター制御された特殊なカッターを使い、ウレタンの固まりから見事に凹凸が切り出され、寝心地の良い敷きふとんが出来上がります。

整圧敷きふとんのウレタンは固めの素材な為、数枚分の切り出しを行うとダイヤモンドカッターの刃がかなり劣化してしまうそうです。こまめに新品と交換する事で切れ味を確保しています。

お値段がしっかりしている理由はこんな所にもあったんですね。

点で支えるムアツ敷きふとんもこの工場で作られています。


黒い線のように見えるのがコンピューター制御された三次元カッター。整圧敷きふとんのウレタンフォームは硬質なためこのダイヤモンドカッターの歯の交換頻度も高いそうです。

 

ウレタンフォームの固まりの山

品質・信頼を重視

ウレタンフォームの製造も気温や湿度、カットに切り出す場所等によって不均一になる可能性があります。そうした事を想定して製品によって出来上がりが不均一にならないよう、定期的な測定はかかせません。自社の物作りに「品質・信頼」をかかげている東京西川の精神は工場のいたるところに見られます。

コンピューターカットが終わり、側地に入れられる前の整圧敷きふとん。

側地への装填も流石に手慣れたもの。とても早く仕事をこなしています。

切り落とされたウレタンフォームは別の目的のために再利用されます。